壁に閉じ込められたネズミ

昨日は野球の試合が12:00で終わったあと、ダッシュで理論政策研修会場へ。13:00開始であり、ほぼ遅刻が決定かと思いきや、なんと10分前に到着。快挙であった。当初は試合会場である小学校のグラウンドから家に戻り、着替えた後にタクシーで会場に向かう予定であった。しかし、車の方が逆に時間がかかるのではないかという考えがふと浮かんだ。よって、自転車で駅まで行って、近くの駅まで快速に乗り、そこからタクシーで会場まで行く方法に切り替えた。結果は大正解。快速電車に乗っている時間は10分。車なら10分でここまではたどり着けないだろう。
さて、千葉県支部の理論政策研修は、実際の中小企業の社長の講演を聴くというプログラムがある。約2時間の講義である。本日の講師は設備工事関連の企業の元会長さんであった。
一番こころに残ったのは、「壁に閉じ込められたネズミ」の話である。

壁に閉じ込められてしまったネズミの生き方は2つある。ひとつは、「誰がこんな壁を作ったんだ」と嘆いて文句ばかりいうネズミ。このネズミは一生外に出られないし、不平不満だらけの人生を送る。もうひとつは、壁をかじってでも外に出ようとするネズミ。この場合の「壁」を障害と考えると、前者のネズミは不平不満を唱えて終わり。後者のネズミは何としてでも突破口を見つけて障害を克服する。

これを聞いてハッとした。自分はひょっとしたら最近、前者のネズミ的な生き方をしていないのではなかろうか?障害に対してしぶとく最後までくらいついて行き解決する、というマインドが小さくなってきているんではないか?とても考えさせられた。