パスネットの行方

今日は診断士の研究会。企業内診断士のパネルディスカッションでパネラーをやることになっている。
余裕をもって会社を出ようと思っていたが、営業がやってきて、大幅な減額のネゴに応じてよいか、という短絡的な方向の話をし出したので話が長くなり、ギリギリ間に合うか、間に合わないかの時間となってしまった。東京メトロの乗換えで、八丁堀改札手前でパスネットの残高が60円しかないことがわかっていたので、3,000円のパスネットを新たに購入した。霞ヶ関駅で降りるときに、自動改札機に2,900円と表示されていたことは覚えている。しかし、パネルディスカッション終了後、このパスネットが・・・ない〜。いつもは小銭用の財布に入れておくがそういえば入れた覚えがない。そういうときはYシャツの胸ポケットにいれることが多いが、残高0円の方のパスネットしか入っていない。急いでいたため、自動改札機から出てきたのを取り忘れたか・・・それとも胸ポケットに入れたつもりでそのまま地面に落ちてしまったか。東京メトロ霞ヶ関駅に電話で落し物の確認をしたが、パスネットの落し物はないとのこと。そりゃそうだよね。パスネットはどこに〜・・・。飲み代に使ったと思って諦めるしかない。
ところで、東京メトロ霞ヶ関駅事務所の電話対応はすばらしかった。終始丁寧な受け答えである。声は中年または年配の男性であるが、「お客様、お待たせしてまことに申し訳ありません」「おそらく次に改札を通られたお客様が持っていってしまったものと思われます」「ご迷惑おかけして申し訳ありません」「今回のことではまったくお役に立てずに申し訳ありません」このようなことばが少々のたとたどしさがあるものの次々と出てくる。JRの落し物問い合わせセンターとは大違いで安心した。