ベビースター

今日は、2年生以下のリーグ戦「ベビースター」の開会式と初戦。小学2年生と1年生のチームでの公式戦である。よく考えてみるとすごい話だ。
開会式を終え、試合会場へ移動。今日の会場はグラウンドではない。なんと球場である。子供も父兄も大感激である。相手は隣の市の強豪チーム。今日の役割は主審。主審とは単にストライクとボールを判定するだけではない。主審の大きな役割は、ゲームメイク。ゲームのおもしろさ、テンポ、ハラハラドキドキ感、は全て主審の進め方で大きく変わる。リーグ戦の目的は、「全員出場で、試合を楽しもう」というもので、バッテリー間の距離が短く、塁間も短くというようにルールにも工夫が凝らされている。これぐらいの学年の野球となると、四球、二塁盗塁、三塁盗塁、暴投でホームイン、というのがお決まりのパターン。四球が多いと試合はつまらないものになる。勝敗は四球の数で決まるといっても過言ではない。その点、相手チームとも事前に相談し、ストライクゾーンを広くして四球が少なくなるように、そして打者はなるべくバットを振って、打って出塁するように、との方針で進めた。
結果は、14対3で勝利。勝敗を分けたのは、四球ではなく打撃であった。我がチームはバットに当てて、外野まで届く打球が多かった。投手も2人とも相手に打たせなかった。打っても内野ゴロで内野ゴロも一塁でアウトにする守備を見せた。
子供もよかったが、それよりも父兄がよかった。選手全員の父兄が応援に来ていた。しかも父母そろって、選手によっては祖父母、親戚、まるで運動会のノリである。この盛り上がりはとてもよい傾向である。
今回はお父さん2人にも手伝ってもらい、グラウンド整備やコーチャーボックス係をやってもらった。炎天下グラウンドに立ってもらったわけだが、コーチャーボックスが楽しかったらしく、またやりたいといってくれた。他のお父さんも徐々に巻き込んで行くつもりである。どの父兄も今日で相当病みつき状態になったはずだ。試合結果はもとより、父兄の積極参加、盛り上がりが達成できれば本大会に参加した意義は大きい。