学習塾

本日、小学生の息子のための学習塾の説明会兼レベルテストに行きました。中学受験するかどうかはまだわかりませんが、学習塾をいろいろ見て回ることが目的です。昨日のところは中学受験のための塾の大手で、実績も概ねナンバーワンといったところです。塾の理念、概要説明に続いて、具体的にどのように受験指導を行うのかという説明などを聞きました。印象に残ったのは、
①小学生が自発的に学習できるように「罠」をしかけてはめていく
ただ「勉強しろ」というだけならだれでもできるわけだが、そうではなく、勉強することがいかに楽しいか、意義があるかということを理屈で語らずに、「気付き」を与えていく。
②精神面の強化も重要視する
気持ちで絶対に負けないよう、勢いのようなものの力を借りることも重要。講師は常に明るく元気であり、生徒たちが沈んだ気持ちになっていても、「がんばろう!」「今日は塾の教室に来てよかった!」と思わせる。
③小さな成功体験を積み重ねて自信をつける
「やればできる」と思わせ、それを実現させるというサイクルを繰り返すことにより、小さな成功体験を植え付け、それを繰り返すことにより大きな自信を抱かせる。
④少人数クラスによる徹底的なフォローアップ
MAX10名程度のクラスとし、担任が生徒一人一人の状況を細かく観察して対処する。父兄への報告・相談をマメに行う。

学習塾なんて、立派な教材を使って授業を行うだけで、成果は生徒及びその父兄次第というイメージでしたが、精神面にまで踏み込んだこの考え方はすばらしいと思いました。最近は学習塾もそこまで進歩しているんですね・・・

ふと、診断士試験の学習をしていた頃を想い出してしまいました。
「精神面で負けないこと」(前向き思考の徹底と実践)と「勢いのようなもの」は学習そのものと並行して大事に取り組んできた事項です。今回の塾の方針や指導指針がそれらとマッチしていたので、直感的にこの塾が気に入りました。息子を入会させるかどうかはじっくり考えて結論を出す必要がありますが・・・。