運動会

今日は小学校の運動会でした。天候は晴れでしたが、それほど暑くもなく、絶好の観戦日よりでした。
朝、5時に起きて場所取りに。既に観戦に適したエリアには多数の敷物が敷き詰められていました。なんとか、探し出して、それなりにいい場所を確保しました。でも、眠い・・・。
開会式で校長先生のお話がありました。校長先生のお話なんて、通常はあまりきちんと聞かないのですが、この校長先生、今年になって教育委員会より新たに赴任した先生で、入学式の時も示唆に富んだいいことを言っていました。運動会においてもいいこと言っていました。以下、要約です。

昔、お相撲さんがいました。今そのお相撲さんはF市に部屋を持っていて、親方になっています。そのお相撲さんは小学校の時に運動会が大嫌いでした。かけっこはいつもビリ、1年生でもビリ、2年生でもビリ、3年生でもビリでした。4年生のときも、ビリでしかも、後ろから2番目の生徒と20メートルも差がついたビリでした。でも、そのとき、会場から大きな拍手が鳴り渡り、そのお相撲さんは思いました。「運動会は、かけっこが速い人のためにあるのではなく、最後まで諦めないで頑張った人のためにあるんだな。」と。そのとき以来、そのお相撲さんは運動会が大好きになり、毎年楽しみになりました。

とってもいい話を聞いた気がして、胸がじ〜んときました。普段忘れていた大事なことを教えてもらったような気分です。次にこの校長先生のお話を聞けるのはいつかな、と楽しみにしています。