県大会

県大会の切符を手にした友遊ボールの大会に参加した。県大会だけあって、会場が遠いところである。朝6時出発で高速道路を使って約1時間半車で走り会場に着いた。
参加は県内各地から60チーム。それを10チームづつ6ブロックに分かれて2試合を行う。2勝したチームが優勝であるが、2勝したチームが複数の場合には決勝トーナメントで優勝を決める。このトーナメントは1回表ウラのみのサドンデス方式である。優勝チームは6チームできるというルールである。昨年は2戦2敗であっが、今年は2勝して決勝トーナメントに進出することが目標である。
さて、猛暑の中、試合が始まった。第1試合は印旛地区代表で四街道の名門チーム。先取点が利いて4対3でギリギリ勝利。このスコアは両チームの守備の堅さを物語っており、友遊ボールにしては考えられないようなスコアである。第2試合は市川代表のチーム。初回から飛ばして打って走りまくり、22対0で快勝。みごとに目標を達成した。当チームが試合したブロックでは、2勝のチームがなんと4チームあり、この4チームによる決勝トーナメントが行われた。残りの3チームは全てかずさ地区代表である。準決勝は先攻であったが、3者凡退の0点に終わった。さすがに守備が堅い。嫌な空気が漂うが、1回表ウラのサドンデス方式なので、そのウラの相手チームの攻撃を0点に抑えるしか道はない。しかし、満塁からライトにエンタイトルツーベースを打たれて0対2で負けてしまった。結果は第3位。残念ではあるが、よく健闘したと思う。
昨年2敗したときの反省は、お母さん2名枠をまるで考えていなかったことであった。今年はこの点を改善し、お母さんに出場してもらった。それが2戦2勝に結びついた。今年の反省はサドンデス対策である。1回の表ウラしかないのだから、打てる方から順番に打順を組めばよかったことに誰も気付かなかった。来年に向けた課題ができたので、来年こそは3年連続出場そして優勝を目指すためにここに帰って来たい。