立派な球場

今日は、今日から開幕された市原市主催の県大会の審判で市原市の臨海球場に来た。大会名に「国際親善」と入っているだけあって、韓国や台湾のチームも参加しているとのこと、素晴らしい大会である。韓国は辞退したと聞いた。原因はよくわからないが、靖国参拝が関係しているという人もいた。もしそれが本当だとしたら、子供たちのためのすばらしいイベントが政治の問題に巻き込まれることは残念である。
R球場はとても立派な球場で、人工芝に電光掲示板、しかもアナウンス付き、そして、試合開始と終了にはサイレンがなる。本格的である。フェンスは少年野球に合わせて別に設けられている。ノーバウンドで越えれば本塁打、バウンドで入ればエンタイトルツーベースである。こんな球場で試合ができるだけでも子供にとっては素晴らしい夏休みの思い出となるだろう。
試合はみごとに勝利した。喜びもつかの間、その次の試合の審判をやることになっている。県大会ともなると抗議もシビアであろうことが予測されるため、適当な判定はできない。それなりに緊張が走る。一方で、審判の名前も電光掲示板に名前が掲示される。「3塁塁審はMSKさん」というアナウンスも行われるはずであった。しかし、状況は急変した。まず、その試合のチームが別の県大会で試合があり、そちらの方が雷雨で延びているらしく、15時開始の試合が17時に延期となる旨の連絡が入った。しかも球場には雨が落ちてきた。グラウンドにシートを広げる手伝いをし、腰にかなりのダメージを受けた。対戦チームが到着するのを待っていたが、結局主催者の審判部が気を使ってくれて、本部の審判を4名そろえてくれたとのこと、審判は免除となり開放された。よかったような残念なような、そんな思いで球場を後にした。
臨海球場