勝敗は予想外

今日は2年生以下のリーグ戦と3年生以下の練習試合。2年生以下のリーグ戦の相手は同じ地区のチームである。なぜ同じ地区に別々のチームが存在するのか、その理由はよくわからない。2チームが合わされば人数も増えるし強いチームになるだろう。でも、その分試合に出られない子供たちも増えるからこれでいいのでしょう。このリーグ戦の趣旨は、

  • 部員募集:「2年生、1年生でも試合に出られるからおいでよ」
  • 野球入門:塁に出られるようまた内野ゴロをアウトにできるよう塁間を短く、また四球を減らすようバッテリー間も短く設定
  • 全員出場:守備は9人だが、打撃は全員(10人目からはDH)

相手チームはこのリーグ戦にかけていると聞いたが、我々としては勝ち負けも当然大事だが、趣旨を尊重したい。それもあって、今日の試合ではまた主審を務めて、子供達にとって楽しい野球となるよう心掛けた。試合は序盤はリードしていたが、4対2で迎えた3回ウラに大量7点を取られて逆転された。四球で満塁、押し出し死球3連続、そして満塁ホームラン。この回はあまりにボールとわかる球が多く、球審として四球を減らすことができなかった。4回の表に2点は返したものの、まさかの6対9で敗北してしまった。自分として、そして応援席の落胆も隠せなかった。しかし、両チームとも多くの選手が複数回打席に立てたので趣旨はかなったであろう。これでリーグ戦は1勝1敗、自力優勝の道は断たれた。
次の試合は3年生以下の練習試合。相手は強豪である。3年生以下のリーグ戦で別ブロックで全勝優勝を果たしたチームである。しかも伝統的なチームで、上の学年は市民大会優勝や県大会準優勝などの素晴らしい結果を残している。本来であれば、本日決勝トーナメントの準決勝を闘うことになっていたが、両チームとも準々決勝で敗退したため、今日練習試合という形で対戦することになった。こちらは、球の速いピッチャーを打ち込めず、1回表はホームスチールなどでなんとか2点をあげた。ウラに5点取られてさすがといったところ。しかし、2回表に5点を返してウラを0点に抑えた。これが利いて9対6で勝利して大金星を得た。練習試合といいながら、決勝トーナメント並みの手に汗握るすごい試合であった。
勝てると思った相手に敗北、とてもかなわないと思った相手に勝利。野球はやってみなければわからない。