まさかの敗北

今日は低学年のトーナメント。リーグ戦でブロック優勝したのでシードになっているので、今日が第2回戦であるが初戦である。結果はまさかの敗北。今でもまだ夢の中にいるようだ。勝って当然、万が一でも負けるとは思っていなかった。
相手チームはリーグ戦のレッドブロックで3勝1敗1分の2位。
相手はチャレンジャーの心境だったのだろう。相手チームが先取点を取ったときのあの大きな歓声が今でも耳の奥に残っている。
こちらは、ほとんどの人が「楽勝で勝てる」と思っていた。北方の先発ピッチャーがその思いを確実にしてくれた。めがねをかけたヒエピタくん。帽子で隠れてヒエピタを貼っていたとはわからなかったが、試合後帽子を脱いだのを見てそれがヒエピタであることがわかった。熱があったのに投げていたのだろうか。すごい執念だ。
「このピッチャーならいつでも打てる」誰もがそう思っていたのではないか。
それが、1回の表のまさかの3者凡退。遊撃手の守備がうまかったのは事実だが、1回の表に2桁得点をあげるつもりがまさかの3者凡退・・・まさか後からあんなに速球のピッチャーが出てくるとは誰が予想できただろうか。
そのウラに死球から1点を先取された。2回の表なんとか1点返してて同点。ここで一気に追加点で差を広げようとしたが、1塁ランナーはピッチャーが投げる前に2塁を狙ってタッチアウト。これが2度ほど続いて嫌なムードに。
それでも2回のウラは0点に抑えて、3回の表に2本のヒットで3対1と逆転。流れはまだこちらになびいていた。
しかしそのウラに3点取られて4対3と逆転された。三振を取ったにもかかわらず振り逃げ出塁を許してしまった。それも2〜3回。今思えば、振り逃げルールは完全に相手に味方をした。ツーストライクからワンバウンド投球を空振りして振り逃げ。また、ホームベースの手前に当たって大きく跳ねたボールを振って振り逃げ。まるで振り逃げの練習をしているかのようだ。
1点ビハインドで迎えた4回の表は速球ピッチャーを打てずに1点どまり。4対4の同点。
そのウラ、2塁ランナーの3塁盗塁を刺すべくキャッチャーが3塁に送球したがボールはそれて外野へ。レフトがカバーに入らずに外野深くまで転がり、そのスキに1点。結果はこれが決勝点。4対5でチェンジとなったが、試合開始から1時間17分が経過しており、規定により時間切れゲームセット。唖然とするような幕切れ。あと2分早ければ、5回で逆転できたかもしれない。
でもルールだからしょうがない。あまりにも残酷である。来年の優勝杯返還の夢が崩れた瞬間だった・・・
今日は一日ほとんど仕事が手につかなかった・・・
だいぶ引きずるかもしれない・・・
今の2年生たちには、来年はこんな思いはさせたくない。頂点を目指してほしいし、それは十分に可能だ。来年は是非最後まで勝ち進もう。