瑠璃色の海

ドラマ「明智光秀」の録画を息子と観た。息子は塾で丁度歴史を習っており、歴史に興味を持ってきた。小学校ではまだ歴史をやっていないらしい。年末に購入した漫画「日本の歴史」もあっという間に全巻2度目の読破を果たしたところである。しかし、漫画だと読むのが早い。
本能寺で織田信長明智光秀軍に囲まれたとき、信長は明智光秀に向かって「瑠璃色の海を見たことがあるか?」と訊いて炎の中に去って行ったシーンが印象的であった。国家の品格 (新潮新書)から武士道を読んだが、武将の最期のことばの情緒そして武士道精神をあらためて感じた。
ちなみに、観終わって息子に感想を訊いたところ、「教科書では、明智光秀は悪い人という印象を受けるが実はそうではない。」と言っていた。なるほど、教科書では単なる反逆者のような書き方であるが、そうするだけの正当な理由がある。