売れないのではなく、売ってないんですよ!

本日、「NPOランチェスター関西」より、隔週木曜日発行のメルマガ「儲かる秘訣」が届きました。
タイトルは『売れないのではなく、売ってないんですよ』というものです。
「この製品が売れないはずないんだが」という前に、「売ってないんですよ」ということを認識しなければならないということです。「よい製品さえ作れば売れる」という考えは成り立ちません。販売チャネルを確立していない企業が、いくら画期的な商品を開発したとしても、自然に売れることはないのです。事例としてステンレス魔法瓶が挙げれていました。ステンレス魔法瓶は大手化学メーカーN社が開発した画期的な商品でしたが、魔法瓶のトップシェアを誇る2社(Z社とT社)には20年間かないませんでした。しかしその期間地道に得意先の絞込みによる販売ルートを構築していたおかげで、直接口をつけて飲む魔法瓶を開発するやトップシェアを獲得したということです。
「弱者」が販売するためには、まず、ナンバーワンの得意先を確保することが重要で、強い商品を開発するのは、その後ということです。逆に言えば、市場のことを知らないうちに強い商品を開発することは、よほ
どの偶然や奇跡がない限りできないということです。
現在の自分に当てはめてみれば、魅力あるKM商品を開発することに重きがおかれており、「思うように売れ行きが延びないのはなぜだ、どの部分を改良すればよいのだ」という思考に陥ってました。でも、それは売ってないんです。魅力ある商品を開発することは重要ですが、それよりもチャネル開拓に精を出すことが重要ということを思い知らされました。
脳天から杭を打たれたような気持ちです。具体的にどうするかじっくり考えてみたいと思います。