あと一歩!手に汗握る試合

本日は公式リーグ戦の最終試合。相手は当リーグ戦昨年度優勝の強いチームである。昨日の練習試合はフォアボールを出し過ぎて大差で敗北。本日は昨日の反省でなんとかいい試合をして欲しいという気持ちで3塁審判を担当しながら試合を見届けた。
1回の表で1点先取したものの、そのウラに3点取られて逆転。2回のウラにも2点取られて1対3。今日もダメかなぁ、と誰もが思い始めた3回表に奇跡は起こった。3年生のおとぼけ君が3塁からホームに暴走。誰もが「何やってんだ〜」と思った瞬間、ひらりとタッチをかいくぐりなんとホームイン、どよめきが起こった。しかし明らかにここから流れが変わった。続く代打の1年生ドカベン君がパワースイングでなんとセンターオーバーの2塁打を放った。これでさらに盛り上がる。この回2得点し3対5。そのウラは1年生にピッチャー交代。しかしこれが大成功。ボールは遅いがストライクが続き、フォアボールを出さないピッチング。なんと0点に抑えたのだ。さらに盛り上がる。制限時間に近づき最終回となった4回表は積極走塁でなんと1点差まで詰め寄った。「あと1点」コールが沸き起こり、盛り上がりは最高潮に。勢いはまだ続いてなんと同点。2アウトながら、ランナーは3塁で一気に逆転か、と思ったところでピッチャーが暴投。3塁ランナーがホームに走り、逆転かと誰もが思った瞬間、ボールが跳ね返ってきて、ホーム直前でまさかのタッチアウト。大きなため息が聞こえた。そのウラは1年生ピッチャーが続投、またも0点に抑えて同点でゲームセットとなった。
1年生に助けられた形となったが、意外なプレーが続出し手に汗握る楽しいゲームであった。