リスク洗い出しと対策

自分がPM(プロジェクト・マネジャー)を担当している進行中のプロジェクトも大詰めにさしかかり、納期まであと1ヶ月余りとなった。最後にドタバタにならないように、できることは極力前倒しで進めてきたつもりであるが、ここで最後の確認も含めてメンバーで打ち合わせを行った。せっかくここまできて最後にズッコけたのではあまりにも悲しすぎる。よって、各位心配と思われることを何でもよいから言ってもらった。そうしたら、意外なことがいろいろ出てきた。納期が近づいたことで個々の具体的な作業レベルまで落とし込んでイメージした結果である。この手のリスク洗い出しは非常に有意義であり、1ヶ月あればお客様との調整、リソースの検討、プロセスの見直し、など十分な対策を取ることができる。
本日の打ち合わせでは、「順調だから大丈夫!」という奢った気持ちを捨てて、「本当にうまく終えるためにはどうすればよいか?本当に大丈夫か?」について謙虚にかつ真剣に考えた。結果として「職業的な知恵」が産み出されたのだ。この「知恵」は、今回のプロジェクトのみならず、次のプロジェクトにフィードバックすることで「組織全体の知恵」へとスパイラルアップしていく。
あとは、プロジェクトの完成を目指してやるべきことをやるだけである。10月は忙しくなりそうだ。