コーチの基本

今日は低学年チームの練習。指導者は自分1人だけ。走塁、守備、打撃とひと通りやって暑いこともあり午前中で終わりにした。ポジションごとのポイントを解説して、ひとりづつ実際にやってもらった。例えば一塁から二塁へ走ってきたランナーに対する二塁ベース上でのタッチプレーや一塁でのけん制球タッチなどである。基本を口で言っただけでは理解できない。相手は低学年である。実際やらせてみて感覚をつかんでもらうしかない。まさに、言って聞かせて、やってみせて、やらせてみて、ほめてやらねば、の世界である。でもこれがやはりコーチというものの原点である。
午後からは5年生の試合観戦に行った。いくつか戦っているリーグ戦の中のひとつなのだが、この試合に勝てば全勝となり、1位通過が決定する。観戦のつもりで行ったが、早速審判を頼まれてしまい、審判をやりながらの観戦となった。普段は一塁側または三塁側の応援席で観戦するものだが、二塁ベース横での観戦なんて審判でないとできない。丁度野球中継のアングルなのだ。審判も慣れてくると、そのアングルでの試合観戦も楽しむことができる。結果は勝利でリーグ戦全勝1位通過が決まった。
試合観戦より帰ってきて、今度は2年生Tの練習につき合った。午前中の練習でスライディングがあまりにも下手だったので、スライディングを100回程度やらせた。体で覚えさせるしかない。
夕飯後は、5年と2年の2人を連れてバッティングセンターへ。
そんなこんなで、朝から夕方までグラウンドにいたせいで、顔も首も手も真っ赤になった。月曜日になると真っ黒に変わる。一日中野球ばっかりで、さすがに疲れたので9時に寝てしまった。健康的というか、体がボロボロというか・・・