壮絶な試合

昨日は低学年の練習試合と同じグラウンドで、5年生のリーグ戦の決勝トーナメントの準決勝戦が行われていた。低学年練習試合の後の試合だったので残って観戦した。ウチの息子も選手として出場していたわけだが、壮絶な試合であった。
相手は千葉市の強豪チーム。守備が堅い。序盤は0対0の投手戦。先に1点取られて、同点に追いつき、また1点取られて同点に追いつき、規定の7回で2対2の同点。決勝トーナメントなので、勝敗を決めなければならない。決定方法はサドンデス。1死満塁より2番打者からの攻撃で得点の多い方が勝ちとなる。こちらは先攻で2番、3番、4番がいずれも安打して3点を奪う。2つのアウトは本塁でのタッチアウト。相手は本当に守備の堅いチームである。本来なら5点取れたわけである。相手の攻撃は2得点。2死で最後のバッターは三振でゲームセット。みごとに勝利して決勝に駒を進めた。
選手たちは、ミス=負けというプレッシャーの中素晴らしい集中力で戦った。それよりも父兄応援団がヘトヘトに疲れていたのが印象的。相当な盛り上がり、固唾をのむシーンの連続であった。そして何よりも試合終了後の相手チーム選手たちの号泣。父兄まで泣いていた。相当頑張ってきたことがうかがえる。そうでなければこんな内容の手に汗握る試合はできない。
いい試合を見せてもらった。